よいブレーキって



「このブレーキ、良く効きますよ」
そんな店員の言葉にだまされて(?)、導入してみたところ思うように止まらない。
一番大切なパーツですもの。こだわって探したいものです。

ブレーキの効き具合

ブレーキって一言にいっても、何でもかんでも効けば良いというわけではありません。
軽く握ってガツンと効くようなON-OFF的な性能のパッドでは首がもげそうになりますし、ダラダラタと制動して、なかなか止まらないのも考えものです。
また、効きが悪いが、コントローラブルなパッドやシューというのもあります。
通常、ブレーキの摩擦係数は0.8ぐらい。タイヤが1.1ぐらいですから、タイヤよりも制動力が劣ってるんですね。

そんなブレーキの性能を決めるものとして、ブレーキパッド(シュー)の材質があります。
材質などでは各メーカーで色々ありますし、企業秘密の材質もあります。
大まかに分けると、
結合成分 基材と呼ばれ、他の成分を保持し、ブレーキの形作るための材質です。
摩擦材 制動するために必要とする材質です。
潤滑材 摩擦係数を調節したり、摩擦材だけではローターに張りついてしまうので、それを防ぐ役割があります。
研磨剤 張りついてしまった摩擦材を剥がし、ローター面をきれいに保つ働きがあります。
で構成されています。

ブレーキの構造として、ドラムブレーキディスクブレーキが主流でしょう。
昔は帯ブレーキ(自転車の後輪用のブレーキです)、タイヤのトレッドに直接ゴムの塊を押しつけるようなブレーキもありました。
最近では、回生ブレーキなるものも、自動車用として出てきました。
そんな事をダラダラといってみようと思います。

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