ドライブ計算尺
本当は、ラリコン(ラリー用コンピューター)が欲しかった・・・
でも、ラリーをしていない私にとってはそれは無用の長物。
だったら、通常のドライブに使えるラリコンもどきを作ろうと考えてみました。
作成にあたっては、ポケコンや関数電卓、プログラマブル電卓、PICを使った小型コンピューター
なども考えていましたが、必要な計算を出してみると、
到着予想時刻、平均速度、燃費
と、これぐらいしか思いつきませんでした。
これほど単純な計算ではコンピューターを使うのはあまりにも勿体ない。
そんな時、ガラクタの中から昔の計算機がでてきました。
計算尺と言われるものです。中央部の部分をスライドさせて、カーソルで計算するものです。
電卓ができる前は、みんなコレで計算していました。剰余算しかできなのですが、
今回の計算ではこれで十分かと思います。
あとはこれを車用に改造するだけで、ドライブ電卓できます。
本当はプラスチックのようなものが一番なのですが、つくりやすい紙製にしてみました。
後は時計と距離計(車やバイクに最初からついているものでok)があればすぐに使用できます。
(ちょっと写真がボケ気味ですが・・・・)
今でも航空腕時計とかに使われてる回転ベゼルにはこの計算尺が組み込まれています。
一見ややこしそうにみえますが、使ってみると意外と便利なもので、定数の連続計算なら
電卓より早くできます。有効桁が2桁程度しかないけれど、実際、燃費なら0.1km/ll単位、
予想時刻は10分もあれば十分なのでこれでほとんど事足りると思います。
まずは、作り方。
できたなら、下の様な計算が可能です。