HID
- 青白い閃光
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町中で妙に青白く、目の奥がズンと痛くなるようなヘッドライトの光を見かけたことがありませんか?
点灯時に蛍光灯のように一度薄暗く点灯し、パッとつくベッドライトを見かけたことはありませんか?。
それらはHIDと呼ばれるランプです。
他にも、キセノンライトとかディスチャージランプとか呼ばれたりもします。
- 原理はアーク灯
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キセノンガスを封入したガラス管の中に電極を設け、高電圧をかけると放電が始まります。
それをランプに応用したものです。カメラのフラッシュが常時点灯しているような感じです。
ハロゲンの半分ほどの電力で、同等の光を発し、何よりも青白い光を放つ事ができるのが特徴です。
発熱も少なく、樹脂レンズでも安心です。
- 何も、長所ばかりではない
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使われている電圧が300v、点灯時には最高600v以上の電圧がバーナー(発光管)にかかります。
そのため、バルブの裏にインバーターを取り付けて、昇圧しています。
またH4ハロゲンの様に、ランプ内に二つの発光装置を取り付けることができず、発光素子の動かすアクチュエーターを利用して、hi-lowを切り換えています。
最近、4灯式の車が増えてきたのは、HIDを入れるとき、バーナーの位置をかえるアクチュエーターを必要としないからです。
アクチュエーター式は、古くなると動作不良や、光軸のズレがでやすいからです。
また光には紫外線成分が多いので、目の奥が痛くなります。
人間の瞳孔は可視光線にしか反応せず、目に見えない紫外線には反応しません。
その紫外線を浴びると、開いた瞳孔から大量の紫外線が水晶体の奥の網膜に照射されることで失明に至ることがあります。
長時間直視することはやめたほうがよいでしょう。
樹脂レンズもその紫外線により劣化が速くなるらしいです。