油温計の見方

油温度計で何がみえるの?何がわかるの?

エンジンの血液とも言われるエンジンオイル。このオイルというのは温度によって粘度が変化します。
通常、オイルを買うときに10w-30とかの粘度指数を目安に選ぶと思います。
この粘度指数というのは、10wが低温側(40℃)の指数で、30が高温側(100℃)の指数です。

油温計はどこに

油温計は、大抵は油圧センサーと同じ場所に取り付けられます。
ただし、みているのが温度の為、感温部が実際のオイルが流れている箇所から離れるほど、表示される温度が低く反応が鈍くなります。
できれば、温度センサーの先がオイル配管の中央部まで達するぐらいに差し込みたいものです。
あまり細い配管内に差し込むと、温度センサーが邪魔で流れがわるくなることもありますので、ほどほどに。

油温計の見方

油温には何℃ならOK、何℃ならダメという指数はありません。
ただ、130℃を超えるような場合、配管やオイル自体が劣化するため、このあたりがボーターラインでしょう。
ただし、普通の車ではこの温度まで達することはるまずありませせん。
走行中、アクセルを踏めば油温はどんどんと上がります。アクセルを戻せば温度は下がります。
この時の温度変化がアクセルに対して敏感に反応するオイルが、良いオイルの条件の一つです。(エンジンの温度を下げる働きが強い)

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