取り付けを依頼されました。
取り付けるメーターは
日本精機のリンク式スポーツメーターです。
メーター周りの配線の取りまわしが楽で、人気の商品です。
いろいろとありますが、取り付けるのはブースト・水温・油温度・油圧の4種類。
この他にもコントロールユニットを取り付けます。
まずは分解

取り付ける場所はダッシュボードの上。丁度、何かの取り付けスペースがあるのでその上につけます。
ここの部分ははめ込みで、オーディオパネルとの隙間にプラスチック製のヘラを突っ込んで起こすと外れます。
オーディオ類の取り付けも、ここから分解を始めます。
メーターのコントロールユニットはエアコン下の小物入れの中に取り付けました。
そのため、結局オーディオ、エアコンのパネルも取り外すはめになりました。
小物入れの後ろに穴を開けて、センサーからの線や、メーターまでの線も通しました。
電源はオーディオから分けて取っています。
外した上パネルを取り出して、適当な位置に切り込みを入れ、そこからメーター周りの配線を出してきます。
オーナーの要望で、離れた場所にブースト計を取り付けるため、ここには線が2本きます。
延長コードは1mのもので2'400円でした。
コルトはダンシュポードの下はクラッシャブルゾーンを設けているためか、思いの外隙間が多く作業は楽でした。
線を通せば、後はメーターを固定するだけ

こういう何もないこと路に複数個固定する場合、どうしても並びがきれいになりません。
そこで、マスキングテープを張り、そこに沿わせるように並べるときれいに並びます。
また自由に書き込み出来るので、マジックなどでマスキングテープに印をつけると等間隔に並べられます。
作業が終われば、後は剥がしてしまいます。
マスキングテープは他にも傷がつきやすい箇所や、傷がつくとまずい場所などに貼っておくと、内装を傷つけません。
塗装しなくても、結構重宝します。
完成

マスキングテープを外して完成です。
配線はコルゲートチューブで隠しました。車内の保護用の余りを使用したので、ちょっと寸足らずで・・・
オーナーとの話で、次の機会に長めのコルゲートで、パネル下から直接生えさせるようにする予定です。
コルゲートチューブ
配線の保護に使われるチューブです。
車用には難燃性のもので、できるだけ細いものが扱いやすいです。(あまり細くては、配線が入りませんが)
できるだけ、これで配線を保護するようにしましょう。特に、車のボディーと触れている箇所には必ず巻いておきます。
また車内を通すときや、配線をまとめる時にも使います。
また端末はビニールテープで巻いて保護します。