snowスイッチ



大抵は、ATとハンドブレーキや、コンソールボックスの辺りにあります。
押すとonになり、メーターパネル内に緑または青色で「*」のランプが点灯します。
メーカーによっては「SNOW HOLD」と表示される場合もあります。

どういう作用があるの?

ATでは発車時に必ず1速からスタートします。
しかし雪道などの滑りやすい路面では、1速でアクセルを踏んだとき、駆動輪が空回りしてスタートできなかったり、車が左右に振れたりしてしまいます。
それを押さえるため、強制的に2速からスタートするようにするスイッチです。
 アクセルをじわっと踏んだり、クリープを上手く利用すれば特に使う必要はありません。
またスタート時に2速を選択する以外の事は何もしません。

どういう時に使うといいの?

雪道や凍結路、砂利道や泥ねい地などの滑りやすい路面での発進時。
発進時しか作用せず、走行中はスイッチが入っていても、切れていても関係がありません。
走行中、on-offを行っても、変化はありません。
正直、雪道ぐらいでしか用を足さない為、スノーモードとなっています。
土道でも埃を立てないようにゆっくり走るときぐらいは使えますけど。

snowモードは雪道専用?
違います。稀に雪道専用に色々制御してくれると思っている人がいますが、単に2速固定するだけです。
発進時に差があるだけであとは通常と全く同じです。

トラクションコントロール等が搭載された車ではこのスイッチがありません。これは、コンピューターががタイヤの滑り具合を調べて、滑ると勝手にエンジンの回転数を落として制御しているので、どんな道路でも車の姿勢を乱さないようにスタートできる機能がついているからです。
そのかわり、制御が邪魔になる場合があります。タイヤが浮いてしまうような状態では制御が働きすぎて発進できなくなってしまいます。
そのために、トラクションコントロルーをキャンセルする為のスイッチがついている車種あります。

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