powerモード



ATの周辺に、押しボタンスイッチとして存在しています。
押すとonになり、メーターパネル内にランプが点灯します。ecoモードと切り換えになっていま場合もあります。

どういう作用があるの?

車のATではアクセルの踏み込み具合や車の速度などからコンピューターが計算し、最適なギアを選ぶように作られています。
しかし、スポーツ走行をしたいときなどでは、アクセルを踏んでもエンジンの回転が高くならず、低いままでシフトアップしてゆきます。
そこでpowerモードのスイッチをいれると、エンジンの回転数を高くまで引っ張ってからシフトアップしてくれます。
そのようにATのシフトスケジュールを切り換えるのに使用するボタンです。
エンジンの回転数を高めにセットするのでその分どうしても燃費は悪いなる傾向があります。

どういう時に使うといいの?

町中や、上り坂などで、頻繁にシフトアップやシフトダウンを繰り返しているような時。
上り坂や追い抜きなど大きな加速が必要なとき。
エンジンブレーキを積極的に使用すしたい時。

最近の車では、高度な電子制御により、アクセルの踏み込み具合などからドライバーの意志を読み取り自動でpowerモードに切り換えてくれる車種もあります。
また、表示はしなくても、内部でいくつかのモードを切り換えているものもあります。
しかし、powerモードのスイッチで直接ATに命令を出すことで、ATの判断ミスをなくし、確実にドライバーの意図した変速ができるようになります。

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