拾ったのが、そもそもの始まり
- 誰かが捨てた太陽電池
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バッテリーチェック機能つきの太陽電池発電装置です。
価格的には4000〜6000円ぐらいの品物でしょうか?
- 基本スペック
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電圧出力:17.5v
電流出力:13mA
アモルファス型、シリコン太陽電池パネル
- そもそも何をするものぞ?
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太陽電池パネルは、基本的には補充電用のものです。
ゆえに、充電をするものではありません。また、待機中に大電流を消費する警報装置等では追いつか名はい場合があります。
エンジンをかけないバイクや自動車のバッテリーは自己放電と呼ばれる現象により、少しづつたまっている電気が消えてゆきます。
また、使っていない時でも、時計やコンピューターのバックアップに電気を消費しています。
そのまま、ほおって置くと、どんどんバッテリーの電気が少なくなり、ついにはエンジンをかけれなくなってしまいます。
また、バッテリーの特性として、満充電状態で保存するのが一番寿命が長くなります。
そこで太陽の力を利用して発電し、それをバッテリーに充電する装置がコレです。
接続が簡単にできるよう、シガレットプラグに差し込んでつかうタイプです。
- かんたんな接続。それが落とし穴。
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昔の車では、シガレットに接続すれば使えました。
しかし、現在の大抵の車のシガレットプラグは、キーoffでは電気が流れていません。
つまり、この装置を取り付けても、IGキーがoffでは発電してもその電気がバッテリーに充電されないのです。
IGキーがonの状態、つまりエンジンが回ってるときは、発電機により電気がバッテリーに蓄えられます。
つまり、全く意味がないのです。
- 私が思うに・・・
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これの以前の持ち主は、こういった事情で「なんだこれ、つかえねーじゃんかよー」ってな具合で手放したのではないかと思います。
折角みつけたこれ。なにかと有効利用したくてとりあえず、バイクにつけてみることにしました。
- そもそも、これは自動車用
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通常、パネルは車内に置くもの。バイク用にするには欠点があります。
それは「水」
常時、バッテリーの電気がくる構造になっているので、水が入ると、中で電食を起こしてショートします。
そこでショートしないように、防水対策を施す必要があります。
- とりあえず、分解
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パネルはボンドで固定されています。太陽電池パネルはガラス製なので、割らないように注意しながら分解します。

これは裏から見た様子です。
海老茶色の物体が太陽電池パネル。その上にある白いのが、発泡スチロールの保護材です。パネルが裏板と当たって傷つかないように抑えています。
右下の回路が、逆流防止回路と、バッテリーチェック用の回路です。
バッテリーチェック回路は、前に取り付けた電圧計と同じ構造です。表示範囲が狭いだけで。
- まずは、パネルの掃除から
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こういったものは、汚れがつくと太陽の光が遮られて発電効率が落ちます。
本当は定期的に清掃する必要があります。特に屋外に設置する場合は定期的な清掃は重要です。


結構汚れているものです。アルコールで清掃し、後で指紋などがつかないようにワックスを塗布しておきます。
余談ですが、最近屋根の上にとりつける太陽電池パネルが人気で、国の補助金も出ることから、かなり普及しました。
しかし、みなさん。ランニングコストの計算をしたことがありますか?
諸費用が全てで200万したとして、使用期間が20年、補助金が40万だとすると、毎月7000円の売り上げがないと厳しいです。
補助金が無い今では、8500円以上必要です。
それもこれは太陽電池の性能が維持できればの話で、実際は風雨に晒されることで表面が汚れ、発電効率は落ちてきます。
お金をかけて掃除しますか?それとも、そのまま放置して低い発電効率で運用しますか?
どちらをしたとしても、本当に、ペイ(償却)できますか??
- 防水加工
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今回は、この製品を使ってみました。

元々は、漁船などにつかわれる防水加工用の液剤のようです。
それを家屋の屋根などの防水材として転用したものです。水溶性で後処理が楽な上、撥水と表面を固定する力があるので、色々と転用が効くようです。
元々は地方のホームセンターが独自に開発した商品ですが、そのホームセンターが大手ホームセンターに買収され、入手しやすくなりました。
ただ、表面に気泡ができやすく、また滑らかな仕上がりとはちょっとほど遠いので、ニス等の仕上げ材としては使用できそうにありません。
- これを、回路部に塗布して、元通り組み上げれば完成。
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はたして、この撥水コート材。絶縁してくれるでしょうか?。
またケースの接着には、このボンドを使用しました。

以前にも、プラグコードを固定するのに使用したボンドです。
さて、取り付けは後日。どうなることやら・・・