プラグのあれこれ



プラグコードはどうして抵抗値が高いの?
そんな素朴な疑問に答えてみました。

1880年頃、初期の点火プラグの構造です。

この頃には電気式の点火プラグは無く、ホットチューブ型のプラグでした。
これより前は、シリンダー内に火を導入する方式が使われていました。
白金で出来た金属棒の片方をバーナーで温め、ピストンが圧縮して一定圧まで上昇すると、熱せられた白金によって着火させる構造です。

注記:焼玉エンジンと構造が異なります。焼玉エンジンは、ディーゼル機関の一種です。


バーナーを温めるために、かなりのガソリンを消費し、なおかつ始動に時間がかかるものの、その頃の電気式点火方式よりも超寿命、高信頼性だったため、この方式がしばらく使われていました。

進む