ノイズを拾うセンサー



直接接続せずとも、ハイテンションコードに2〜3回巻けば信号を拾えます。
そんな言葉にだまされて〜、という歌のごとく、書かれた通りに接続すると、タコメーターの指針が跳ね馬の如く踊る踊る。
2000rpm程度までは大人しく表示するのですが、それを超えると一気に夢の16000rpmまで一瞬で駆け上がります。
その後も、3000rpmから160000rpmまで上がったり下がったり。
どうも、IGパルス以外のノイズも拾っているようです。
ノイズが酷いなら、拾う量を減らせばいい。
単純に捲線を減らして行けば、ノイズも拾う量が減る。
そんな安直な考えで、捲線を減らしてゆきました。
すると・・・巻けない。
もう巻く線がない。
ハイテンション・コードに添わしているだけになってしまいました。
これでもまだ、高回転では指針が跳ねてしまう上、振動でセンサー線の位置が微妙に変化して指針が安定しません。
ノイズが酷いなら、ノイズを消せばいい。
ノイズといえば、フェライト・コア。
フェライトと呼ばれる磁性体のリングです。
これは高周波をよく吸収してくれる大変便利な部品です。
パソコンやデジカメの接続線などのコネクター付近についているシコリの部品です。
こういうのがパーツ屋こんに売っているので、それを買ってきました。
線を通すだけでも効果はありますが、通したコードをもう一度、同じ中から同じ方向に通せば、効果は倍。
この通す回数でフェライトの効果を調節します。(この巻く回数をターンといいます。)
すると・・・
ばっちり、低回転から高回転でも指針が安定し、跳ね馬は見事退治できました。
が・・・ん?回転数がみょ〜に低い。
限界速度で走行しても、タコメーターは5000rpmで頭打ち。
音を聴く範囲ではもっと高回転してる気がする。
そこで速度から回転数を割り出すと、少なくとも8000rpmで回転している事がわかりました。
どうやらノイス消去力が強すぎて、IGパルスまで消去してくれているようです。
かといって、ノイズの消去力を落とせば(ターン数を減らす)高回転で指針が跳ねるし・・・。
やはり元から絶たなきゃダメ
本来、IGパルスはIGコイルからプラグに流す電流を検知しています。
ところが、プラグでは連続的に火花が飛んでいる訳ではなく、一回目の大きな放電の後、ごく短い感覚で弱い放電を繰り返しながら、混合気にエネルギーを与えています。
この消えたり、飛んだりしているのがノイズ源です。
だったら、プラグからノイズのとどかない場所にセンサーを取り付ければいい!。
CDIユニットからIGコイルに繋がる線にセンサー線を巻き付けると、ぴったりとノイズが納まりました。
プラグからきたノイズは、IGコイルで降圧されて信号を拾いません。
ただ、CDIからコイルへ送る線は、電圧が低いので、センサー線を巻く回数を2倍〜3倍にしないとうまく拾えません。
巻き付けて、上からチューブで固定。
この方法で指針がきちんと動くようになりました。
また、念のためフェライトコアは取り付けています。
決して、外すのがめんどくさかっただけではありません。

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