2回に一回はフィルターも交換
- そもそもなんで2回に一回?
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「オイル交換2回に一回はフィルターの交換を。」
オイル交換するとき、良く耳にする言葉です。
オイル交換と行っても、3,000kmでする人もいれば15,000kmで交換する人もいます。
2回に一回の交換とすれば、方や6,000kmで交換と30,000kmで交換。その差実に5倍。
本当にそれでいいのでしょうか?。
- 交換時期はフィルターの構造にあった!
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フィルターを購入した時、茶色い紙のような濾紙が襞状についています。
この濾紙でオイル中のゴミを集めるわけですが、通常エンジン内で有害なスラッジの粒のサイズは5/1,000mm程です。
では、フィルターの濾紙の目の大きさは5/1,000でしょうか?。
とんでもない。実はフィルターの目の大きさはなんと20〜30/1,000mmもあるんです。
ほとんど笊。
一体、フィルターってなにをしてるのでしょうね?。
- その秘密、厚みにあった。
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フィルターの厚みは約3mm。この厚みが重要なのです。

フィルターはオイル中に漂うゴミを、その繊維に絡ませて集めます。
当然、絡んでいるだけなので、振動やオイルの流れにより、徐々にフィルターの奥の方へ運ばれてゆき、ついにはフィルターを突き抜けてエンジン内部に流れこんでしまいます。
では3mmの厚みがあった場合、どれほどの時間で通過するのか?
それを調べるとスラッジの量や発生量にもよりますが、同車種で走行距離の異なる数個のフィルターを分解してみたところ、大体8,000km程で通過しているようです。
当然、厚みが増えるとその分、通過に時間がかかるため、フィルターの寿命は長くなります。
反面、オイルも流れにくくなるために、十分なオイルがを漉し取れずに、リリーフバルブからエンジン内部に流れてしまいますので、フィルターの意味を持ちません。
そういった意味では、8,000kmで交換というのは、3,000kmで交換している人を対象にした2回に一回の交換でしょうね。
当然、10,000kmで交換では毎回交換した方が良いということになります。
最近の自動車で厚みが10mm以上あるフィルターの場合、1万キロ無交換でも大丈夫の訳もあるわけです。
当然、そういった車種では指定のフィルターを使用しないとだめなことはいわずもなが。
- 前置きが長くなりましたが、交換です。
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用意するのは8mmのメガネレンチ。
スパナは不可です。

フィルターはエンジン右側、この中にあります。
両側に見えるネジを外し、カバーを開くと、中にフィルイターが見えます。

これを交換してやるだけでokです。
簡単ですね。
- そうそう。
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ここの所を観てください。赤線で囲んだところ。
これ、汚れなんです。
隙間にはこういった汚れが挟まり、こんなになってるんです。
こういう所もきちんと掃除しないと、組み付けたときにゴミとして入ってしまいます。
エンジン内の塵を掃除するのに、塵を入れてしまっては元も木阿弥。
量販店等でオイル交換した場合、こういった汚れを取らずに組みつけている場合が多いようです。
交換前に、オイルキャップや、フィルターキャップをパーツクリーナー等で軽く洗ってから作業をすると良いですよ。
- 交換するフィルターはこれ
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XRのものは、フィルター本体のみで交換するタイプです。
価格も安く、ゴミの発生量も少ないので、最近では自動車用もこの方式を採用する車種がでてきました。
パッケージでは裏表逆になっています。XRではこの文字が書かれた部分がエンジン中芯側にむけて取り付けます。
真ん中にある、ふさがったような穴はリリーフバルブです。
エンジンが高回転したときや、低温で粘度が高く油圧が高すぎたとき、フィルターが破壊されるのを防ぐためにオイルを逃がすための穴です。
よくフィルターが詰まったときにこの穴からオイルを逃がして・・・とありますが、詰まるほどもスラッジが発生させようと思えば、とても大変なことです。
車で詰まらせようとした場合、7〜8万キロぐらい無交換で継ぎ足しだけで走らないと詰まってくれません。
- オイルの出口は手前側
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手前側にオイルの出口があっても大丈夫。仕組みはふたにあります。
ふたには、オイルの通路があって、ここからオイルを循環させる方式になっています。
ですから、外観上180度回転させても組みつけれるように見えますが、蓋には閉じる方向があり、これを間違えると閉まらない構造になっています。
また、この蓋からオイルが滲み漏れる場合は必ずオイルシールを交換しましょう。
ネジを増し締めをしてもオイルの漏れは止まるどころか、蓋を変形させて余計に漏れるようになってしまいます。
結果、蓋まで交換する羽目になります。