名前だけ聞くと、なにやら複雑怪奇な名前ですが、単にキャブレターの燃調補正機能の一部を電気で制御する方式です。
インジェクション方式になっても今だ生き続けている自動車用のキャブレターです。
電子デバイス
主に、エンジンブレーキ時に燃料を供給しないようにする、燃料カットと、エンジン始動時に
チョーク機構を自動で行うオートチョク機構です。
フロート室に続く経路に、電磁バルブを儲け、これを条件を満たしたときに閉じてやることで燃料の供給を一時的にストップさせます。
電気的ではなく、負圧で動作させる方式もあります
開閉のタイミング
電磁バルブは、スロットルオフ時でエンジンの回転数が高く、水温が一定以上あるときにのみ働きます。
つまり、エンジンブレーキを使用した時に、燃料を供給を止め、燃料が負圧により強制的に吸い出されることを止めてHCの発生をへらし燃費を良くする働きがあります。
進化
ここまてで来ると、キャブといえど価格が高くなり、信頼性などの問題から、
インジェクション方式に切り換えた方が無難です。
しかし、構造が簡単でろくに機材の揃わない所でも修理が可能なので、発展途上国への輸出される中古車はこちらの方が人気があります。