T型レンチ
高トルクを伝えられるT型差し替えドライバー
壊れる前に、写真を撮り忘れました。
少し固く閉まったボルトをゆるめてみました。無残です。
通常、ドライバーより高いトルクで回されることが多いT型レンチですが、少々強度に問題があったようです。
回している時、ぐにゃりとういいやな感触がありました。
その感触があり、すぐにこのありさまです。
どうも、差し込み部が浅いようです。
樹脂は製造過程で、肉厚を厚く作ると冷えたときに収縮し表面が窪みます。
それを防ぐため、内部に気泡を入れて樹脂が収縮しにくいように作っています。
プラスチックの専門家なら、金型で強度を落とさないように肉抜きを行うでしょう。
気泡ではその位置を自由に作ることができず、どうしても内部が不均一になり負荷がかかるとそこから破壊されます。
また、軸自体も、単に一部をつぶして回り止めにしているだけに過ぎません。
せめて、L型に曲げて中に鋳込んでいればかなり強度が上がったと思います。
六角レンチの様に、折れていればそれは問題外ですが・・・・。