カーペットなるもの その後



分解してみました。
car_pet2.jpg(95471 byte)
本体には、傾斜センサーが前後左右に取り付けられており、左右1対、角度が異なる前後2対の計6個のセンサーです。
カーナビ等では、Gセンサーが取り付けられていますが、それを採用したほうが性能・価格・取り付け角度の自由度があがり、より良いものが出来そうに思います。
おそらくは、プロセッサーの処理に余裕が無かったためと思われますが・・・


このセンサー、実は水銀スイッチと呼ばれるもので、ガラス管の中に水銀と電極が入っており、傾くと水銀が中の電極をショートさせることで通電、電気を流す仕組みです。
このセンサーを傾斜して取り付けることで、ある一定のGがかかると斜辺を駆け上って電極にふれる構造です。
長らく見かけなかったセンサーですが、久しぶりに見ました。
 これって、廃棄するときって水銀が含まれてるわけですから、ヤバいですよね・・・。このサンサー1個で40Wの蛍光灯2本文ぐらいの水銀が封入されているわけですし。


電源は5V、メインクロックは時計用の32768hzの水晶振動子。
昔の「たまごっち」の構造をそのまま移したような感じです。
1チップマイコンが一個で、全ての事を制御していました。型番は確認していません。

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