暖気してますか?



 暖気運転、よくした方がエンジンの寿命が伸びるとか、調子が良いとか言われます。
確かにその通りです。
正しく暖気をすれば、バイクを調子よく、また寿命を伸ばす事が出来ます。
逆に間違った暖気では本人が大切にしているつもりでも、それがダメージを与えている事もあります。

暖気といっても、エンジンをかけたまま放置していることでは無いのです。
エンジンに負荷をかけずに置いておくと、確かにエンジン自体は暖気出来ています。
しかし、ハブベアリングは?。チェーンは?、ギアはどうですか?。
そういった周辺パーツを含めて、暖気を行うのがベターだと考えています。
ですから、暖気はやった方が良いと私は考えています。

上では暖気の大切なことを書きました。
しかし、営業車や仕事で使用される車はスタートと同時に走り出し、暖気など関係のない使用をさています。
ところがそれでも10万キロ以上、平気で走ったりします。
 じゃ、「暖気は必要ない?」という事になります。

実は、要は各部位の状態です。
使用頻度の少ないエンジンの場合、オイルは重力によってオイルパンに戻り、極端に言えば、上部がカラカラの状態になっています。
そんな状態でエンジンが始動されるのですから、当然オイルの巡りは悪く、オイルの無い状態でエンジンが回されてしまいます。
そこて発生したスラッジや金属屑がオイルによって運び出され、清浄化されるのに時間がかかります。
また、摩擦熱によって局部的な温度上昇などがあり、それによる歪みもあります。
それらの温度分布を一定にし、通常な状態に戻るのに掛かる時間が「暖気時間」と考えて良いと考えています。

業務用に使われるエンジンの場合、頻繁な始動や停止を繰り返していますが常にオイルが巡っています。
また、一晩置いたぐらいでは、エンジンは完全に冷えず、真冬でも少し温かさが残っています。
通勤に使用されるバイクの場合、日に5日、10回はエンジンが回りますから常にオイルが回ってます。
毎日動くエンジンならなおさらでしょう。 ですから、月一や夏場のみ動く趣味性の高いエンジンより必然的に暖気時間は短くなります。

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